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SUMiRE MEMO
6月24日 大阪夕刊
by 平松澄子
公演詳細は公式サイト

(1)軽やかなダンス
(2)単独初主演で「作品への責任感」
(3)トップ就任「突き進むしかない」
(4)青年貴族の次は待望のオスカル
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・大阪本社が発行する毎週金曜日夕刊の「タカラジェンヌ 夢の軌跡」

・大阪本社が発行する毎月第2火曜日の「宝塚ファンタジア 夢の小部屋」

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

僚誌 月刊「TVnavi」に「Stars of TAKARAZUKA」を連載中。
ENAK編集部
編集局文化部
TVnaviサイトはこちら
タカラジェンヌ 夢の軌跡:雪組 朝海ひかる(3)
トップ就任「突き進むしかない」
雪組は今年、宝塚大劇場では「霧のミラノ」「ワンダーランド」の1公演だけで、24日が初日だ(8月1日まで)。

「霧のミラノ」のロレンツォ役
「霧のミラノ」のロレンツォ役


1850年代後半、オーストリアの占領地となっている北イタリアのミラノを舞台とした「霧のミラノ」は、祖国の独立を勝ち取るために立ち上がる青年貴族の、恋と苦悩と友情の物語。朝海は表の顔は市職員だが、じつは没落貴族でレジスタンスのリーダー、ロレンツォを演じる。

「表と裏の顔が180度違う変化を、お客さまに楽しんで見ていただけたら。イタリアものは初めてです」

「ワンダーランド」はバラエティーに富んだショーで、朝海は冒険家、騎兵隊員、トランプの国の男などにふんして歌い、踊る。

「時代も場所もバラバラ。出演者それぞれの個性を見てください。今回は女役はなく男役一本です」

そして来年2−3月の大劇場公演で、ファン待望の朝海がオスカルを演じる「ベルサイユのばら−オスカル編」の上演が決まっている。

「オスカルを演じられるのは、このうえない幸せで光栄です。やはり宝塚に入ったからには、出ないでどうするって思える大ヒット作。できるなら、どの登場人物もやってみたいほど大好きです」

このバージョンには、オスカルが軍服からドレス姿に変身する舞踏会のシーンがあるのも楽しみだ。「どうしましょう。まだ全く見当がつかないけれど、オスカルってけっこう性格的に暗い、マイナス思考の人のように思える。これまで取り上げていなかった、そうした部分がチョコっとでも垣間見えれば…。がんばります」と語った。

オフは体を休ませることを第一に考えて、「寝ているか、家の中でボーッとしている」ことが多い。夢は「そのときどきで自分が打ち込めるものを見つけて、やり続けること。今は宝塚の舞台のことしか考えられない」という。そして、「私に与えられたものを、こんどはいかに返していけるかが課題」と結んだ。(おわり:次回=7月1日=からは専科の松本悠里です)



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