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SUMiRE MEMO
8月19日 大阪夕刊
by 平松澄子
公演の詳細は公式サイトで

(1)在籍5年 舞台に映える大型トップ
(2)バウ主演で立役の評価高まる
(3)当たり役 苦労重ねた「ファントム」
(4)「いかにリセットできるかが大事」
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・大阪本社が発行する毎週金曜日夕刊の「タカラジェンヌ 夢の軌跡」

・大阪本社が発行する毎月第2火曜日の「宝塚ファンタジア 夢の小部屋」

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

僚誌 月刊「TVnavi」に「Stars of TAKARAZUKA」を連載中。
ENAK編集部
編集局文化部
TVnaviサイトはこちら
宙組 和央ようか(4):タカラジェンヌ夢の軌跡
「いかにリセットできるかが大事」
「ゆとりなんてない」というが、トップの自信と落ち着きが感じられる
「ゆとりなんてない」というが、トップの自信と落ち着きが感じられる
代表作となった「ファントム」のあと、今年の宝塚大劇場公演は、「ホテル ステラマリス」「レヴュー伝説」と、現在公演中の「炎にくちづけを」「ネオ・ヴォヤージュ」(9月19日まで)。昨秋の全国ツアー公演では、“ベルばら”と並ぶ宝塚歌劇の大作「風と共に去りぬ」で、究極の男役といわれるレット・バトラーも好演した。長い足のカッコいい長身には、スーツ姿も時代物のコスチュームもよく似合う。

「私は、こういう役や作品をやりたいと思ったことはありません。いつも、どんな役が来るのかなと楽しみで、来るもの拒まず。どの作品でも演技プランは一緒で、常にリセットして新鮮でいることを心がけています。公演中でも日々、いかにうまくリセットできるかが大事ですね」

宙組トップになって6年目に入ったが、その前の雪組時代も含めて、1度も休演したことはない。自己管理はしっかりしているようだ。「終演後はあまりしゃべらないようにして、出かけることもない。体よりノドを休めたいって気持ちが強いですね」

プライベートな趣味はスキューバダイビングという。「リゾートダイバーなので最近はほとんど行けてないんですが、やり始めたのはずいぶん前。私たちってオフでも宝塚をひきずっていて、宝塚を切り離したことがない。ところがダイビング中は全く忘れていたんですよ。これはいいなって、長めのオフには行くようになりました」。周囲から隔絶して自分ひとりになれる海の中が、何よりの癒やしの空間になっているらしい。

最後に昨年、創立90周年を祝った宝塚歌劇の魅力を聞くと−。「何事でも90年も続くことって少ないじゃないですか。これは私たちが普段感じているより、もっとすごいことなんだと思います。宝塚の一番の魅力は、つかの間にいろんなことを忘れられるところ。舞台を見に行くときは、私でも前の日からウキウキした気分になりますね」 (次回からは専科の樹里咲穂です)





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