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こんどのショーは韓流!?
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花組「落陽のパレルモ」「ASIAN WINDS!」製作発表
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宝塚歌劇団は22日午後、東京都内のホテルで花組「宝塚ミュージカル・ロマン『落陽のパレルモ』」「ロマンチック・レビュー『ASIAN WINDS! アジアの風』」の製作を発表した。11月4日から宝塚大劇場で上演予定(12月13日まで)。東京宝塚劇場は年始の上演を予定している。
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春野寿美礼(中央)を中心に蘭寿とむ、ふづき美世、彩吹真央、真飛聖(左から)=東京都内のホテル |
「落陽のパレルモ」は植田景子の作演出で、イタリア映画の巨匠ルキーノ・ヴィスコンティの名作「山猫」(1963年)を“本歌”に、19世紀のシチリア貴族社会を舞台に革命戦線を描く。「宝塚らしさにあふれるコスチュームもの。(花組トップスター)春野寿美礼の軍服姿で激しいドラマを見せたい」(植田)。
「ASIAN WINDS!」はベテランの岡田敬二の作演出で「Asian Sunrise」(12年)に続いてアジアを舞台にしたレビュー。今回は日本の生んだメロディーメーカー服部良一のヒット曲をちりばめた場面、一方で韓国の過去と現在とを音楽とダンスで交錯させる場面などが登場する。岡田によると韓国の場面の音楽は日本でも放送されているテレビドラマの音楽を担当している作曲家に依頼する予定で「昨今のKポップふうのものと李氏朝鮮時代の雰囲気のものとが融合するような音楽を想定している」という。
会見には春野のほか娘役トップのふづき美世、彩吹真央、蘭寿とむ、それに8月15日付けで星組から組替え予定の真飛聖が出席し、「ASIAN WINDS!」の主題歌「ASIAN WINDS!(アジアの風)」を披露した。
春野は「軍服でのお芝居をぜひやりたいと願っていました。このようなチャンスにめぐりあえて大変うれしいです。一方ショーですが、『Asian Sunrise』では「蘇州夜曲」など素晴らしい歌を歌わせていただきましたので、今回どのような歌と出合えるのかをとても楽しみにしています」と意欲を語った。
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