オスカル(朝海ひかる)のパリ進駐の日が決まった。ジェローデル(壮一帆)はオスカルに「ほんとうのよいのか」とただす。「肩肘張らずに私の胸に飛び込んできたらどうか」と。アンドレの思いを知ったオスカルは、ジェローデルの求婚を断る。自分を長らく思っていた男性がいる。彼を傷つけることはできないと。ジェローデルは、自分もあなたを傷つけたくはない。身を引くことであかしになる愛もあるとさわやかに去っていった。