そんな広場で
オリガ(ふづき美世)は
同行の弁護士らとはぐれてしまう。
途方に暮れているところへ
声をかけてきたのが
リュドヴィーク(春野寿美礼)だった。
「ホテルに帰りたいのですが」
「そこのホテルなら、よ〜く知っていますよ。
なに、種を明かせば私も
そこに宿泊していましてね」
リュドヴィークは途中まで
オルガを送る。
これがふたりの出会い。
だか、ふたりはもっと昔に
パリですれ違っていた。
そのことをふたりは知らない。
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