銃声がひなげしの草原に響き渡る。鮮血に染まり、崩れ落ちるようにして倒れるロレンツォ(朝海ひかる)。そこにいたのはカールハインツ(貴城けい)。ロレンツォの脱出を見逃したカールハインツは故国に対する責任をとるため、ロレンツォに銃を向けたのだった。