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雪組「霧のミラノ」「ワンダーランド」東京公演始まる
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衝撃のラストシーン
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宝塚歌劇団雪組「ミュージカル・ロマン『霧のミラノ』」(作・柴田侑宏 演出・中村暁)「ショー『ワンダーランド』」(作演出・石田昌也)東京公演が19日午後、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。10月2日まで。
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ロレンツォとフランチェスカの愛と情熱を象徴するひなげしの花畑。愛を誓い合った場所がラストシーンでは…=東京宝塚劇場 |
「霧のミラノ」は、オーストリアの占領地になっていた1850年代後半の北イタリア・ミラノが舞台。市職員のロレンツォ(朝海)は、レジスタンスの一味である疑いをかけられた絹織物業者の令嬢フランチェスカ(舞風)の兄(未来優希)の疑いを晴らす。オーストリアの貴族で軍情報部少佐カールハインツ(貴城けい)は、そんなロレンツォに共感を覚えながらも鋭い視線も放つ…。衝撃的なラストが、作品の主題を浮き彫りにする。
「ワンダーランド」は、おもちゃ箱をひっくり返したようなバラエティーにとんだショー。
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舞台稽古の後記者会見した朝海ひかる=東京宝塚劇場 |
この日は午前の舞台稽古の後、トップスター、朝海ひかるが劇場内で会見。終始笑顔で、次のように語った。
「『霧のミラノ』は(雪組としてしは)久しぶりの柴田先生の脚本で、情熱的な男女のロマンスを見ていただければ。『ワンダーランド』は題名のとおり、いろいろな場面が出てきてあきない、楽しいショーです。雪組は下級生に力がついてきて、全員が舞台に目覚め、何を表現すべきかを一生懸命考えて臨んでいます。雪組はアットホームだといわれますが、私たち上級生は下級生を温かく見守り、厳しく指導したり、ほめてやったりして、舞台がレベルアップすればいいと考えています」
なお、組替えで宙組から水夏希が加わっている。
※STAGE GRAPHはこちらです。
なお、「霧のミラノ」につきましては、他の公演に比べてストーリー展開そのものが非常に重要ですので、観劇の予定のある方は観劇後にご覧ください。 |
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