ロレンツォ・クローチェ(朝海ひかる)は、ミラノ市の調査部の職員。
伯爵なのだが、10年前、「ミラノの五日間」という戦争で父親が反オーストリア貴族であることの責任をとらされ、クローチェはすべてを没収されていた。
接収された屋敷はオーストリア軍の情報部が本部として使用している。