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ルシファー(朝海ひかる)は、気鋭の振り付け家、ジャン=ポール・ドレ(水夏希)に近づく。ジャン=ポールは複雑な人物だった。彼の母親は将来あるバレリーナだったがジャン=ポールと妹たちを生んだために舞台に立てなくなったと子供たちを憎んでいた。母に愛されずに育ったジャン=ポールは、悪徳の作品を作り続けていた。ルシファーはそんなジャン=ポールを、青いバラが咲き乱れる自宅に招き、「地獄の舞踏会」という作品を作ってほしいと依頼する。