宙組「NEVER SAY GOODBYE」東京公演 始まる
「あなたへのプレゼント」大切な歌で締めくくり
5月26日(金) ENAK
宝塚歌劇団宙組「ミュージカル『
NEVER SAY GOODBYEーある愛の軌跡ー』」(作演出・小池修一郎、作曲・フランク・ワイルドホーン)東京公演が26日午後、東京・日比谷の東京宝塚劇場で始まった。トップスター、
和央ようかと相手役の花總まりのトップコンビの退団公演になる。7月2日まで。
ナチスの影が濃い1930年代のハリウッド、バルセロナを背景に、スペイン内乱、幻のバルセロナ人民五輪、外人部隊の義勇軍など硬派な歴史的出来事を散りばめて、社会派の人気カメラマン、ジョルジュ・マルロー(和央)と新進劇作家、キャサリン・マクレガー(花總)のラブストーリーが展開する。ブロードウェーの作曲家、フランク・ワイルドホーンが全曲を書き下ろしているが、いずれも美しい。
初日の同日は午前、舞台げいこが行われ、けいこ後、和央が記者会見。作品について「(
ワイルドホーンから)『この曲は、あなたがこれまでに出したCDを聴いてあなたの声をイメージしながら作りました。私からあなたへのプレゼントです』といわれたことに感動しました」と話した。
そして「この公演をもちまして退団させていただきます。ほんとうに今までみなさまにお世話になってここまでやってこれたと思っています」と、“ラストスパート”にかける意気込みを語り、深々と頭を下げてファンへらへの感謝の気持ちを示した。
※STAGE GRAPHは
こちらです。