米振付家ダレン・リーが指導
星組「コパカバーナ」 けいこ続く
5月23日(火) 東京朝刊 by 平松澄子
大阪の梅田芸術劇場メインホールで6月に上演する宝塚歌劇団星組によるミュージカル「
コパカバーナ」(3−19日)。その振付を担当するダレン・リーが来日し、主演のトップスター、湖月わたるら出演メンバーを指導して、熱心にけい古を続けている。
リーは、米ブロードウェーの第一線で活躍しているダンサー兼振付家。宝塚歌劇の公演に振付スタッフとして参加するのは、1997年の星組「ダル・レークの恋」以来で2度目。バリー・マニロウの同名のヒット曲をモチーフにした今回の舞台では、「曲の持っている強いインパクト、躍動感を表現したい」という。
「宝塚は伝統を大切にしている一方で、時代の新しい変化も果敢に取り入れている」と感じており、「今回も出演者がみんな、教えたことを習得されるスピードの速さに、改めて感心した」そうだ。
今秋11月で退団が決まっている湖月は、「とにかく先生がダンサーとして踊られる姿がかっこいいんです。体の使い方、空気感をいっぱい勉強したい」と話していた。