星組トップスターに安蘭けい

6月29日(木)

宝塚歌劇団は２９日、１１月１２日付で退団する星組トップスター、湖月わたるの後任に同組の安蘭けいが就任することが内定したと発表した。

就任後の最初の舞台はシアター・ドラマシィ公演「ヘイズ・コード」（作演出・大野拓史、１２月１５〜２７日＝大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、来年１月４〜１１日＝東京・日本青年館）。

「ヘイズ・コード」は、１９３０年代の米ハリウッドを舞台に「映画製作倫理規定（ヘイズ・コード）」の監視を仕事をする主人公と新人女優の恋のてん末を描くコメディー。

安蘭は１９９１（平成３）年「ベルサイユのばら〜オスカル編」(月組)で初舞台。雪組に配属。９８（１０）年、「ＩＣＡＲＵＳ」でバウホール公演初主演。９９（１１）年「ノバ・ボサ・ノバ」では男女２役を役替わりで演じた。

２０００（１２）年８月に雪組から星組へ組替え。０１（１３）年「ベルサイユのばら　２００１」ではフェルゼン役を好演。０２（１４）年、中国公演に参加。

０３（１５）年５月、東京・日生劇場公演「">雨に唄えば」で主演。同年はオペラ「アイーダ」をもとにした１本立て大作「王家に捧ぐ歌」でタイトルロールのエチオピア王女、アイーダに抜擢された。０４（１６）年、宙組「ファントム」に特別出演。０５（１７）年、韓国公演に参加。

今年の「ベルサイユのばら−フェルゼンとマリー・アントワネット編」では宝塚大劇場でアンドレ、東京宝塚劇場ではオスカルと変則の役替わりもこなした。

■安蘭けいかく語りき
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