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「どうもどうも」。霧矢大夢と北翔海莉による“漫才”よろしい口ぶりで観客を、古代ローマの歴史物語へと誘う。円形劇場。ローマ市民が歌う。「カエサルは偉い」。そこにカエサル(轟悠)が現れる。カエサルの副将アントニウス(霧矢大夢)が、王冠を差し出すが、カエサルは「こんなものを私がほしがると思うか」とはじき飛ばす。男はみんんな王になりたいはずなのに、カエサルはいらないというのだ。ローマを治める。しかし、自分は王ではないというカエサル。しかし、その政治姿勢を懐疑の目で見つめる一団もいた。