そこへ政府軍の一隊がやってくる。ヴィットリオのあとをつけてきたのだ。抵抗するニコラ(蘭寿とむ)たちは射殺されてしまう。
ニコラの遺体にすがりついて泣く妹、弟。マチルダ(桜乃彩音)は、自分の貴金属を手渡す。そうすることでしか、この悲しみを埋められない。
ヴィットリオは、人間同士がなぜ手を携えて生きられないのかと憤る。