1861年、春。革命軍が勝利し、シチリアがようやく落ち着きを取り戻したころ、パレルモの有力貴族、カヴァーレ侯爵家では公爵夫人マリアの誕生日を祝う晩餐会が開かれていた。
平民出身ながら政府軍中佐に昇進し招待客となったヴィットリオ(春野寿美礼)は、侯爵の長女アンリエッタ(ふづき美世)と出会う。アンリエッタのそばには、名門貴族の御曹司ロドリーゴ・サルヴァトーレ・フォンティーニ伯爵(真飛聖)の姿も。
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