阪急阪神ホールディングスが誕生後初の初詣ポスター
月組の蘭乃はなが“第1号”ポスターモデルに
12月28日(木) 平松澄子
経営統合で阪急阪神ホールディングスが誕生して初のお正月。記念すべき初詣ポスターを飾るモデル第1号には宝塚歌劇団月組の娘役、蘭乃(らんの)はなが起用された。神戸の生田神社で撮影された振り袖姿のポスターが、阪急、阪神双方の電車の車内吊りや沿線各駅などに張り出されている。
蘭乃は東京出身。今年3月に宙組公演「NEVERSAYGOODBYE」で初舞台を踏み、5月に月組に配属。双子の妹、すみれ乃麗も同期で宙組に在籍している。
「年末年始は実家に帰っていたので、あまり初詣ポスターは見たことがなくて、実感がないんです。それに、まだ阪神電車には乗ったことがないので…。ポスターが貼ってあったら恥ずかしいですが、一度乗ってみようと思います」と蘭乃。
阪急の初詣ポスターにタカラジェンヌが登場したのは昭和47年からで、以後毎年、入団1年目の期待のスター候補生が選ばれている。歴代では黒木瞳や天海祐希もいて、これまで3人の男役、14人もの娘役がトップスターに登り詰めた。
蘭乃は清楚な雰囲気とスラリとしたスタイルが魅力。「音楽学校時代に“娘役はピンクのかすみ草になれ”と教わりました。男役さんに華を添えられるような宝塚らしい娘役さんを目指します」と抱負を語った。
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