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「Ernest in Love」樹里咲穂退団公演
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花組日生劇場公演 始まる
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外部出演「シンデレラ」で共演済みの樹里咲穂と遠野あすか(左)だけに息もピッタリ=東京・日生劇場 |
宝塚歌劇団花組日生劇場公演「ミュージカル『Ernest in Love』」(日本語脚本・歌詞、演出/木村信司)が1日から東京・日比谷の日生劇場で始まった。この公演で退団する専科の樹里咲穂が主演。蘭寿とむ、遠野あすか、桜一花ら花組の選抜メンバーとともに明るい舞台を見せてくれる。23日まで。
「Ernest in Love」はオスカー・ワイルドの喜劇「まじめが肝心」を原作にしたミュージカルで1960年にオフ・ブロードウェイで上演された。
舞台は19世紀のロンドン。地方貴族のアーネスト(樹里)は、ロンドンに住む貴族令嬢グウェンドレン(遠野)に夢中。友人アルジャノン(蘭寿)のところへ、グウェンドレンが母親とやってくる。今日こそプロポーズしようと張り切るアーネストにアルジャノンは、アーネストが忘れていったシガレットケースを突きつけ、ケースの内側に彫られている「愛するジャック伯父様へ。小さなセシリイより」という文字の意味を問いつめる。実はアーネストは…。
上演にあたりは樹里は次のようなコメントを発表した。
「とても楽しい、笑いあり、涙ありの作品で宝塚最後の舞台を飾れてとてもうれしいです。コメディーということもあり、かなりしっかりお稽古(けいこ)をしました。稽古場は厳しかったですが、その分、お客様に喜んでいただける舞台をお届けできると思います」
7月に月組選抜メンバーが大阪・梅田芸術劇場で上演している。瀬奈じゅんと彩乃かなみという新生トップコンビを中心にフレッシュに、スマートに演じた月組に対し、明るい役ならおてのものの樹里を軸にした花組版がどんな違った色で観客を魅了するか−。
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