それならおれから殺せ。パリア(大和悠河)が涼しい顔で立ち上がる。処刑場には修道院長もいるが、異教徒は殺してもかまわないのだという。パリアは「宗教で差別をするな。神を信じる前に人間としてまっとうに生きろ」という言葉が自分の遺言だと言い放つ。