星組 白羽ゆり:宝塚ファンタジア 夢の小部屋
|
|
バラの笑顔と切なさと
|
|
10月11日(火) 大阪夕刊 by 奥地史佳 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
大きな瞳が強い印象を与える。艶のある歌声も彼女が出演する舞台の見所のひとつだ |
初めて宝塚を知った作品が、星組の「ベルサイユのばら」。そして、今、その星組の娘役トップとして、10月21日まで公演中の全国ツアー『ベルサイユのばら』で、ヒロイン、マリー・アントワネットを演じる。
入団のきっかけとなった憧れの作品を演じることになり、「うれしさと同時に『大変なことになった』という気持ちが大きかった」という。ファンのイメージを壊すことのないように、歴代公演のビデオを繰り返し観たり、アントワネットに関する文献や小説を読んで役作りに取り組んだ。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
エネルギッシュな歌とダンスで構成された魅惑のダンスショー『ソウル・オブ・シバ!!』宝塚初心者にも馴染みやすい構成だ |
|
ゴージャスな雰囲気の仮面舞踏会に、“王子様”との恋。舞台『ベルサイユのばら』では、世の女性が一度は憧れる夢の世界が繰り広げられる |
「オーストリアからたった1人でフランスへ嫁いできた彼女の、優雅できらびやかな笑顔に秘められた、切なさや孤独を表現していきたいと思います」
池田理代子さん原作の劇画から生まれた「ベルばら」は、今も世代を超えて愛されている。今回は星組のトップスター、湖月わたるとの新コンビでのお披露目公演。「お客様には、フランス社交界の華麗な衣装や、フェルゼンとのかなわぬ恋、男装の麗人オスカルなど、『これぞ宝塚』という夢の世界に浸っていただけたら嬉しいです」と意気込む。
これからは娘役スターとして組をリードしていく。透き通るような肌と大きな瞳が生み出す存在感は、まるで大輪のあの花のような−。
耳飾りと衣装のバラがきらめいた。
◆◆◆しらはね・ゆり 福島県出身。平成10年『シトラスの風』で初舞台。翌年月組へ配属。平成11年のバウ公演『更に狂はじ』で初ヒロインに抜擢される。13年に雪組へ組替え。今年2月に星組へ組替え。9月24日からの全国ツアー『ベルサイユのばら』『ソウル・オブ・シバ!!』が湖月わたるとの新コンビお披露目公演となる。身長162センチ。愛称は「となみ」
|
|
|
|
|
|
大阪本社が発行する毎週金曜日夕刊の「タカラジェンヌ 夢の奇跡」。毎月ひとりのタカラジェンヌを取り上げ、平松澄子記者がじっくりと話を聞きます。
大阪本社が発行する毎月第2火曜日(変更もあり)の「宝塚ファンタジア 夢の小部屋」。写真報道局の奥地史佳記者が撮影した大判の写真が新聞紙面ならではの魅力。撮影した写真にサインを入れてプレゼントも(紙面のみ)。
東京本社が発行する毎日の朝刊TVメディア面のBS・CS欄にCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説 |
|
|