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OGとともにミュージカルナンバー聴かせる
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和音美桜 Broadway Gala Concert 2005に
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日本のミュージカルスターが一堂に会し、ブロードウェーミュージカルの名曲の数々を歌う「Broadway Gala Concert 2005」の東京公演に、宝塚歌劇団宙組の新進娘役、和音美桜(かずね・みおう)(宙組)が3月の大
阪公演に続いて出演し、「ウエストサイドストーリー」から「トゥナイト」を聴かせる。
4月2、3日に青山劇場で行われるこのコンサートはほかに、大浦みずき、香寿たつき、星奈優里、大鳥れい(2日のみ)の宝塚OGや、今陽子、村井国夫、川崎麻世、パク・トンハ、曾我泰久(2日のみ)、岡幸二郎(3日のみ)、シルビア・グラブ(3日のみ)が出演。それぞれお気に入りのブロードウェーミュージカルの楽曲を
歌う趣向だ。
和音は大阪出身で平成13年初舞台。美しい歌声が際立ち、昨年は宙組公演「ファントム」でトップスターの和央ようかが演じたファントムの子供時代に抜擢され、OGの姿月あさとと現役生がコラボレートした「エンカレッジ・スペシャルコンサート」では「エビータ」の主題歌を見事に歌った。続いて年末年始はジャニーズ事務所の嵐と共演した「ウエストサイドストーリー」のヒロイン、マリア役で初めて外部出
演し、その歌唱力が絶賛された。
「宝塚ではまだセリフも少ない立場なのに、外部で次々に大きな作品に出させていただいて。うれしいけれど、申し訳ないような気持です」と控えめに話す。「トゥナイト」はすでに何度も歌い込んでいるが、「耳なじみはいいんですが音域が広くて、実際に歌ってみるとすごく難しい。もう一度、一から勉強し直してがんばります」と、キーボードを持ち歩いて稽古に余念がない。
宝塚の舞台にはしばらく出ていなかったが、5月16日初日の宝塚バウホール宙組公演「Le Petit Jardin 幸せの風」で復帰する。将来は「男役さんを立てて、自分にしか出せない、何かを感じられるような娘役になりたい」そうだ。
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