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9月の日生劇場公演で
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専科の樹里咲穂 退団へ
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宝塚歌劇団は10日夕、専科の樹里咲穂が9月23日の花組「ERNEST in Love」東京・日生劇場公演千秋楽で退団すると発表した。
樹里は平成2年、「ベルサイユのばら」で初舞台。翌年月組に配属。6年、ロンドン公演参加。10年、「WEST SIDE STORY」でヒロインに次ぐ女役アニタをダイナミックに演じ好評を博した。同年、宙組に組替え。翌11年の「エリザベート」では、皇太子ルドルフを繊細に演じた。12年には「FREEDOM」でバウ公演初主演。
同年専科に配属。翌13年の星組「ベルサイユのばら 2001〜オスカルとアンドレ編〜」で役替わりで包容力あふれるアンドレを公演するなど、組の枠を超えた活躍を続けている。昨年の宙組「ファントム」では、ファントムの父親、キャリエールを演じ、父子の愛憎に苦悩する演技が舞台に深い陰影を刻み、観客の涙を誘ったのも記憶に新しい(関連記事: 宝塚歌劇団宙組「ファントム」東京公演始まる)。
一方、KinKi Kidsの堂本光一主演「SHOW劇『SHOCK』」(13、14年)、ミュージカル「Cinderella」(14年)など外部出演も経験。
颯爽(さっそう)とした実力派男役として多方面で活躍している(関連記事:飛び出せ 広がれ 宝塚)(関連記事:初めてづくしの挑戦)。
昨年12月の「彩輝直バウ・パフォーマンス『熱帯夜話 −眠れない夜に・・・−』」は、体調不良で休演していた。
CSデジタル放送の宝塚専門チャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」ではトーク番組「JURIの“それってどうなの!?”」でパーソナリティーを務め、軽妙なトークを披露している。
樹里は3月25日からの花組「マラケシュ・紅の墓標」「エンター・ザ・レビュー」公演(宝塚大劇場は5月9日まで。東京宝塚劇場は5月27日から7月3日まで)に出演。最後の舞台になる花組日生劇場公演「ERNEST in Love」は9月1日から。
樹里咲穂 今後の予定 |
3月25日-5月9日 |
マラケシュ・紅の墓標
エンター・ザ・レビュー |
宝塚大劇場 |
4月29、30日 |
TCAスペシャル2005 |
宝塚大劇場 |
5月27日-7月3日 |
マラケシュ・紅の墓標
エンター・ザ・レビュー |
東京宝塚劇場 |
7月18、19日 |
パリ祭 |
東京・パレスホテル |
7月26、27日 |
パリ祭 |
大阪・ホテル阪急
インターナショナル |
9月1-23日 |
ERNEST in Love |
東京・日生劇場 |
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