ENAKでアイデア募集した記念プレゼントは千秋楽S席に決定!
「宝塚GRAPH」700号 20日に発売
700号記念特別号の表紙。実物は「GRAPH」の文字などグレーの部分が特殊加工によりキラキラ光る
タカラジェンヌの美しい写真を中心に構成されている月刊誌「宝塚GRAPH」が20日発売の9月号で700号を迎える。
「宝塚GRAPH」は昭和11年の創刊。先行した「歌劇」と並んで宝塚歌劇団の情報をファンに伝える“聖典”になっている。「歌劇」が読み物中心なのに対し、「GRAPH」は写真中心で、10年1月号(608号)のリニューアル時から現在の体裁になった。そのときから表紙写真を写真家、篠山紀信が撮影している。
出版元の阪急コミュニケーションズは700号を記念し、30ページにわたる特集を企画。まず、「Cover Collection」は600−699号の全表紙写真を掲載。表紙を飾ったスターたちがOGらも含めて“お祝いの言葉”を寄せている。
「GRAPH DREAM THEATER 700」では、5組の現在のトップコンビがタカラヅカを代表する作品のヒーロー、ヒロインに扮した豪華な写真企画。花組が「紫禁城の落日」、月組が「ME AND MY GIRL」、雪組が「哀しみのコルドバ」、星組が「ダル・レークの恋」、宙組が「アンジェリク−炎の恋の物語」。
「篠山紀信氏特別インタビュー」では、篠山が被写体としてのタカラジェンヌについて、そして5組のトップと専科の轟悠についてどんな写真を撮りたいか−−を語る。
過去に掲載された轟の写真を集めた「轟悠ポートレートギャラリー」も。
そして700号を記念した特別プレゼント。9−11月号を連続購読した読者が対象で、ENAKでも読者からアイデアを募集したが、阪急コミュニケーションズは、それら意見も参考にしたうえで、「18年公演の中から好きな組の千秋楽のS席」に決めた。ほかにも公演DVD、篠山紀信撮影写真のポスター、直筆サイン入りプログラムも。
600円。
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