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SUMiRE MEMO
4月14日(木) 大阪夕刊
by 平松澄子
公演詳細は公式サイトで
公演は7月9−25日。
8,000−3,000円。
問い合わせは同劇場TEL06・6377・3800。
また、「Ernest in Love」は出演者が変わり、
専科の樹里咲穂を主演とする花組選抜メンバーで、
9月1−23日に東京・日生劇場でも上演される。
連載 産経新聞における主な塚関連連載記事は次のとおりです。

・大阪本社が発行する毎週金曜日夕刊の「タカラジェンヌ 夢の軌跡」

・大阪本社が発行する毎月第2火曜日の「宝塚ファンタジア 夢の小部屋」

番組表 東京版朝刊TVメディア面のBS・CS欄にはCSチャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」の番組表と解説を毎日掲載しています。

僚誌 月刊「TVnavi」に「Stars of TAKARAZUKA」を連載中。
ENAK編集部
編集局文化部
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7月に月組「Ernest in Love」
梅田芸術劇場宝塚本格公演 第1弾
宝塚歌劇が大阪・キタの梅田芸術劇場メインホール(旧梅田コマ)で、今年から本格的に公演を行うことになった。その第1弾として7月に上演するのが、オフ・ブロードウェーのミュージカル・コメディー「Ernest in Love」。月組の次期トップ・コンビとなる瀬奈じゅん、彩乃かなみの初主演作品という話題性も十分で、ひと味違った新鮮な魅力が期待できそうだ。

「月組の楽しいチームワークを見せたい」という霧矢大夢、瀬奈じゅん、彩乃かなみ、城咲あい(右から)=大阪での制作発表
「月組の楽しいチームワークを見せたい」という霧矢大夢、瀬奈じゅん、彩乃かなみ、城咲あい(右から)=大阪での制作発表


阪急電鉄の直営となって4月から劇場名が変わった梅田芸術劇場(梅芸)。宝塚歌劇団の小林公一理事長は「旧梅コマ時代から数えて、宝塚歌劇の上演は今回で4度目になります。こんごは本拠地の宝塚大劇場に加えて、年に1度は梅芸で宝塚の新しい魅力を見せる作品を上演していきたい。大劇場とはまた違った作品を考えて、大階段は使わないなどの区別化はします」と、制作発表で語った。

その第1弾として送り出す「Ernset in Love」は、原作がオスカー・ワイルドの喜劇「まじめが肝心」。19世紀のロンドンを舞台に、アーネストとジャックという名前を使い分ける貴族の男性をめぐる、女性たちの混乱、恋の行方、出生の秘密などが入り乱れて物語が展開する。

1960年にオフ・ブロードウェーでおしゃれで陽気なミュージカルとして上演され、好評を博した小品。音楽(リー・ポクリス作曲、アン・クロズウエル作詞)はCDにもなっているが、舞台はその後、ほとんど上演されていない。

今回の宝塚版では、作品の持つエッセンスを生かしながら、より華やかにロマンチックに、木村信司が脚本・演出。「作品の構造が複雑なので、日本人に分かりやすいように書きかえた。原作者が絶頂期に書いたコメディーで、アメリカが元気だったころのミュージカルなので、楽しさいっぱいの舞台にしたい」と抱負を述べた。

主人公のアーネストことジャックを演じる瀬奈は現在、彩輝直の退団公演「エリザベート」の東京公演中で、ヒロインのエリザベートを熱演しているが、公演後には月組トップスターとなることが決まっており、「Ernest−」が実質的なトップ披露となる。

「梅芸は飛天時代に一度、出たことがあります。阪神大震災後の代替え公演で、舞台に立てる幸せを痛感しました。その劇場で新しいスタートを切れることはすごく幸せ。楽しいコメディーをまじめにがんばりたい」と、ひと足早く喜びを語った。

相手役の娘役トップになる彩乃は「出発点となる作品が楽しくハートフルなものでうれしい」と、緊張感いっぱい。ほかに霧矢大夢、城咲あいら月組選抜メンバー27人に、専科の出雲綾が出演する。

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