ブックメーカーの予想掛け率で18番目
村上春樹氏 ノーベル文学賞「候補」
速報
世界最大規模のブックメーカー(賭け屋)、英ラドブロークスのストックホルム事務所は26日、10月発表のノーベル文学賞受賞者を予想するオッズ(賭け率)を公表、日本の作家、
村上春樹氏を34倍とし、18番目に名前を挙げた。
「一番人気」はトルコの作家オルハン・パムク氏の4倍。レバノン在住のシリア人の詩人アドニス氏、ポーランドのジャーナリスト、リシャルド・カプシチンスキ氏、米国の女性作家ジョイス・キャロル・オーツ氏が続き、この4人が10倍以下の有力候補。
同社は昨年、受賞者となった英国の劇作家ハロルド・ピンター氏に21倍をつけていた。
村上氏は今年、フランツ・カフカ賞(チェコ)を受賞。2004、5年の同賞受賞者がいずれもその年にノーベル文学賞を受賞したこともあり、注目が集まっている。【ストックホルム=共同】
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