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「アンコ椿は恋の花」などのヒットメーカー
作曲家、市川昭介氏 死去
  速報
「アンコ椿は恋の花」などのヒット曲で知られる作曲家の市川昭介(いちかわ・しょうすけ)さんが26日午前、肝不全のため東京都内の病院で死去した。73歳。葬儀は近親者のみで行う。お別れ会を10月10日午後2時、東京都港区南青山2の33の20、青山葬儀所で行う。

昭和8年、福島県生まれ。歌手や作詞家の付き人を10年間続けながら独学で作曲法とピアノを学び、36年に島倉千代子さんの「恋しているんだもん」で作曲家デビュー。その年の第3回日本レコード大賞で作曲奨励賞を受賞した。

「アンコ椿−」「涙の連絡船」「大阪しぐれ」など、都はるみさんとのコンビで数々のヒット曲を生み出したほか、大川栄策さんの「さざんかの宿」や五木ひろしさんの「細雪」などでもミリオンセラーを記録。手がけた曲は生涯で約3000曲にのぼる。

歌謡番組のレギュラー審査員を長年務めるなど、テレビにも数多く出演した。平成8年に紫綬褒章受章。



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