そよぐ銀の穂 神奈川県箱根町・仙石原
青森で田んぼアート
東京朝刊
青森県田舎館村で24日、葉の色が違う稲を育てて田んぼに描いた巨大な「風神雷神図」で稲刈りが行われた。
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「風神雷神図」の部分を残し稲を刈り取る参加者=24日、青森県田舎館村 |
「田んぼアート」と銘打ったこの米作りは村おこしの一環として平成5年から実施しており、今年は江戸初期の画家、俵屋宗達の「風神雷神図屏風(びょうぶ)」が題材。青森県産で緑色の「つがるロマン」や黄色と紫色の古代米など4色の稲が、収穫期を迎えても見事な絵を浮かび上がらせている。
そよぐ銀の穂
神奈川県箱根町・仙石原
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神奈川県・箱根町の仙石原で、銀色に輝くススキの穂が見ごろを迎えた=24日午後(撮影・大西史朗) |
神奈川県箱根町の仙石原で、銀色に輝くススキの穂が見ごろを迎えた。箱根町観光振興課によると、台ケ岳の北側約18ヘクタールに広がるススキの原は、穂の出方が例年より10日から2週間ほど早い。
散策路が延びる斜面は、大人の背丈よりも高い2メートルほどに伸びたススキの“大海原”。秋の日差しを浴びて輝くススキが波打つ光景は圧巻。行楽客は盛んにカメラのシャッターを切っていた。
ススキの見ごろは10月中旬まで。今年の「中秋の名月」は10月6日にずれ込むが、何とか間に合いそうだ。
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