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100万食をほぼ売り切る
復活「吉牛」に列 
  東京朝刊
米国産牛肉を使用した吉野家の牛丼が18日、1年7カ月ぶりに1日限定で復活し、国内の約1000店舗で準備した100万食をほぼ売り切るなど、人気の根強さを見せつけた。

1年7カ月ぶりに復活した牛丼をおいしそうに食べる客たち。長蛇の列ができた店もあった=18日、東京都千代田区の吉野家有楽町店(撮影・山田俊介)

復活した牛丼の人気が話題となることで、消費者の米国産牛肉に対する抵抗感がやわらぐ可能性もあり、取り扱いに慎重な流通・外食企業の姿勢に影響を与えそうだ。

有楽町店(東京都千代田区)には開店前から100人以上の“牛丼ファン”が列をなした。1番乗りの東大大学院生、梅城崇師さん(24)は、「1番に食べたいと思って昨夜から並んだ。絶対に安全な食べ物はなく、牛丼にはリスクを取る価値がある」と話した。一方、米大使館近くの虎ノ門店(港区)には、シーファー駐日米国大使が夫人を伴って来店、おいしそうに牛丼をほおばって米国産牛肉の安全性をアピールした。

吉野家ディー・アンド・シーの安部修仁社長は、「牛丼を提供できるうれしさを実感した」と強調。次回は10月と11月の1〜5日に販売する。



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