大阪ブルーノートは閉店へ
阪神電鉄、米ビルボードと提携 六本木にライブハウス
東京朝刊
阪神電気鉄道子会社の阪神コンテンツリンクは14日、米国の有名音楽チャート誌「ビルボード」を発行する米VNUビジネスメディアと提携し、日本国内で同ブランド利用の包括的なライセンス契約を結んだと発表した。来年夏をめどに、「ビルボードライブ」と命名した高級ライブハウスを、東京・六本木や大阪、福岡で開業する。
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「ビルボードライブ」のイメージ図 |
ビルボード誌は、世界的権威を持つ音楽のヒットチャート誌。阪神電鉄とは昨年から携帯電話向け着メロ配信など、コンテンツ事業で提携していたが、今回は日本国内でビルボードのブランド全体の利用権を掌握する総代理店となるマスターライセンス契約を結んだ。
阪神はビルボードのブランド力を生かし、著名な内外のアーティストを招聘(しょうへい)。ジャズやポップス、ロックなど「幅広いジャンルで一流のステージを提供する」(宮崎恒彰・阪神コンテンツリンク社長)という。出演するアーティストのCDやDVDを発売するほか、インターネットの音楽配信など本格的なコンテンツビジネスを強化する方針だ。
阪神は現在、ニューヨークの名門ライブハウス「ブルーノート」と提携し、大阪でライブハウス「ブルーノート」を展開しているが、ビルボードとの提携に伴い、ブルーノートとの提携を解消。大阪のブルーノートは来年夏に閉店する。
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