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18日午前11時からの100万食の全国販売に向け
吉野家 工場公開で米国産牛肉の安全アピール
  東京朝刊
18日に1年7カ月ぶりに牛丼を限定復活させる吉野家ディー・アンド・シーの東京工場(埼玉県大利根町)では、牛肉の加工作業が本格化している。同社は14日、工場を報道陣に公開するとともに、米国産牛肉の安全性をアピールした。

吉野家の肉加工工場で、カットされた米国産牛肉を箱に詰め込む従業員=14日午後、埼玉県大利根町
吉野家の肉加工工場で、カットされた米国産牛肉を箱に詰め込む従業員=14日午後、埼玉県大利根町


東京工場は名古屋以東、青森以南の店舗をカバー。輸入された牛肉を解凍して余分な脂肪を取り除き、スライスして出荷する。60万食に相当する約60トンを1日に加工する能力がある。牛肉は先週末から順次、工場に到着しており、18日午前11時からの100万食の全国販売に向け、加工作業のピッチを上げている。

米国産牛肉について、栗岡琢也工場長は、「安全だと確信している」と改めて強調。輸入が解禁されたのは生後20カ月以下の牛肉のため、食感の微妙な違いを考慮し、肉の厚さを禁輸前より0・1ミリ薄い1・2ミリとして対応するという。



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