著作権は譲渡されている
キャロル DVD 一転、販売認める
速報
矢沢永吉さんらが所属していたロックバンド「キャロル」(解散)の記録映像を制作した映像制作会社らが、大手レコード会社「ユニバーサルミュージック」にDVDの販売差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決が13日、知財高裁であった。塚原朋一裁判長は、販売の差し止めなどを命じた1審判決を取り消し、販売を認める逆転判決を言い渡した。
塚原裁判長は「DVD化した作品の著作権は当初は制作会社側にあったが、その後、譲渡されている」と判断した。1審では「著作権の譲渡があったとは認められない」としていた。
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