デフ・レパード、ジャーニー、トム・ペティーも元気
米ではコンサート人気 売上げトップはマドンナ
9月4日(月) USA TODAY
【ワシントン=USA TODAY(スティーブ・ジョーンズ)】ビルボード・ボックススコアによると、夏のコンサートシーズン(5〜8月)は今年、マドンナの「コンフェッションズ・ツアー」が最大の人気を呼び、米国内の32公演で8000万ドル(約92億円)を売り上げた。
ティム・マグロウとフェイス・ヒル夫妻による「ソウル2ソウル」は各会場ともほぼ満席で売り上げ7700万ドル。球場やアリーナなどで公演を重ねたケニー・チェズニーが4400万ドルを売り上げ、カントリー系が2、3位を占めて動員力を示した。
全体では2887公演で6億9590万ドル。前年同期は3817公演で6億4850万ドルで、公演数は減ったが売り上げが伸びるという結果になった。「ライブの雰囲気を味わいたいという人は多い。チケットの値段が適正であれば、必ずコンサートに足を運ぶ」とビルボードのレイ・ワドルさんはいう。
目立ったのはこのほか、ラスカル・フラッツが1800万ドルと相変わらずの人気。デフ・レパード、ジャーニー、トム・ペティーといった1970年代のロックスターのツアーが成功したのは意外だった。
とくに、ジャーニーはボーカルのスティーブ・オウジェリーをのどの不調で欠きながらも支持を集め、9、10月に追加公演が設定された。
オズフェストやバンズ・ワープトといった恒例となったフェスもののツアーも堅調だった。
デイブ・マシューズ・バンド、ボンジョビ、パール・ジャム、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング、アメリカンアイドル・ライブは成功を収めたが、アシュリー・シンプソン、ポイズン、ニューカーズ、ブラッド・ペイズリーは売れ残りが目立った。
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