「好きにならずにいられない」ほか13曲に
バリー・マニロウ 60年代の名曲をカバー
by USA TODAY
【チェリーヒル(ニュージャージー州)=USA TODAY(マリリン・バウアー)】「哀しみのマンディ」、「コパカバーナ」などで知られるベテラン歌手バリー・マニロウ(60)が、1960年代の名曲カバー集「グレイテスト・ソングス・オブ・ザ・シックスティーズ」を発売する(米国で31日)。
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21日、テレビ収録で歌うバリー・マニロウ |
マニロウは2005年1月にスタートしたラスベガス・ヒルトンの長期公演「マニロウ/ミュージック・アンド・パッション」がプレミアチケットになる盛況ぶりで、今年1月に発売した50年代のカバー集ではビルボードのアルバムチャートで1位獲得と絶好調。60年代版の売れ行き次第では70年代版が制作される可能性もある。
カバー集の仕掛け人は音楽界の重鎮、クライブ・デイビス氏。「ラスベガス・ヒルトンの公演を見て感激してくれ、50年代のヒットカバーの企画がひらめいたようだ」とマニロウは語る。
50年代の選曲はすぐに決まったが、60年代は250―270曲もの候補があり、「知り合い全員に電子メールで自分のベスト10を選んでもらい、リクエストの多い順で決めた」という。最終的に「君の瞳に恋してる」(フランキー・バリ)、「チェリッシュ」(アソシエイション)、「好きにならずにいられない」(エルヴィス・プレスリー)など13曲に絞られた。
先日、痛めていた腰を手術した。人工股(こ)関節の手術との報道が多かったが、「正確には関節唇の損傷を治すもっと簡単な手術。30年間、運動選手のようにステージを駆け回っていたのだから、体にがたがくるのは当然(笑い)」。
全米ツアーからは2004年を最後に撤退。74年の初ソロツアーと04年の引退ツアーを収めた2枚組みDVD「ファースト&フェアウェル」が60年代カバー集と同時に発売される。
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