会社員から転身
国立大卒の芸妓さん誕生 長崎検番がお披露目
東京朝刊
明治時代から約100年、長崎市丸山町で料亭などへ芸者を派遣してきた「長崎検番」に19日、国立大卒の新人芸妓(げいこ)が誕生。さっそく先輩芸妓と一緒にあいさつ回りに出かけた。
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「長崎検番」の新人芸妓、玉羽さんは先輩芸妓と一緒にあいさつ回りに出かけた |
九州大を卒業後、福岡市で会社員をしていた玉羽(たまは)さん(27)=本名、白水千草=で、「古き良き日本女性の姿」にあこがれて3年前から踊りのけいこに励み、昨年秋、検番の門をたたいた。
大卒の芸妓は珍しい。お披露目の会見に紋付きの着物姿で現れた玉羽さんは「長崎はいちげんさんお断りではないので気軽に楽しんでいただきたい。お座敷でお会いしましょう」と話した。
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