アフリカ南部マラウイ
マドンナさんに養子認める仮決定
産経Web
ロイター通信によるとアフリカ南部マラウイの裁判所は男児(1)の養子縁組を求めていた米人気歌手、マドンナさんに対し、養子を認める仮決定を出した。これを受け4日からマラウイに滞在していたマドンナさんは13日、帰国の途に就いた。男児が一緒かどうかは不明。
同国の法律では養子縁組の際、法的に認められるまで里親候補も子供とともに一定期間、国内に滞在することを義務付けているが、今回は例外的な措置が認められた。同通信によると、マラウイ側は今後、マドンナさんの養育ぶりをみて正式決定するという。
男児の母親は出産直後に死亡。父親は養う経済力がなく、男児を施設に預けていた。マラウイなどサハラ砂漠以南のアフリカはエイズの流行が深刻で、マドンナさんはマラウイの孤児を支援する活動を行っている。(共同)
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