「最後まで期待が持てた」
タイガース、来年の優勝に向けてマジック点灯?
大阪夕刊
プロ野球・阪神タイガースを応援する兵庫県尼崎市の「阪神尼崎駅前13商店街」で11日午前、中日ドラゴンズと最後までセ・リーグ優勝を争った選手に感謝するイベントが開かれ、早くも来シーズンの優勝に期待を込めたマジックボードが登場した。一刻も早く優勝を決めたいという思いからか、当初のボードでは、来シーズンの試合数144を「134」と間違える“勇み足”の内容。あわてて144に張り替える一幕もあった。
最大9ゲーム差から首位・中日に猛烈な追い上げを見せたタイガース。優勝には届かなかったが、地元ファンが集まる商店街は最後までトラ戦士の雄姿に盛り上がった。
商店主らは選手とスタッフへの感謝と来シーズンの健闘を祈願して、縦90センチ、横3メートルのマジックボードを掲示。「感動と興奮をありがとう。来年こそ優勝や!!」と勢いよくこぶしを突き上げた。文具店を経営する井原勝さん(51)は「最後まで期待がもてた。来年が楽しみ」と話していた。
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