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クラプトン、マライア、スティングら参加
70歳でソロデビュー サム&デイブのサム・ムーア 
   by USA TODAY
【フェニックス(アリゾナ州)=USA TODAY(ラリー・ロジャース)】「ホールド・オン」などのヒット曲で知られ、1960年代に最も人気のあったソウルデュオ「サム&デイブ」のサム・ムーア(70)がソロアルバム「オーバーナイト・センセーショナル」を発表した。実質的なソロデビュー作で、超豪華で多彩な顔ぶれの参加ゲストは、ムーアが音楽界でいかに尊敬されているかを物語る。

サム・ムーア(ABACA PHOTO/MCT)

参加したのは、エリック・クラプトン、マライア・キャリー、スティング、ジョン・ボン・ジョヴィ、ブルース・スプリングスティーンら。故ビリー・プレストンにとっては、最後のレコーディングとなった。

「レコーディングに駆けつけてくれ、ともにマイクの前に立った彼らに感謝したい。人々を楽しませるのが私の仕事だ」とムーアは語る。

「サム&デイブ」の1人として知られたムーアは、解散、そして相棒だったデイブ・プラターの死亡(1988年)後もレコード会社からはデュオとしての活動を勧められてきた。ソロとしては2002年に「プレンティー・グッド・ラビン」を発表しているが、これは1970年に録音され、プロデューサーの死でたなざらしにされていたものだった。

ムーアはソロアルバムの制作を、人気テレビ番組「アメリカン・アイドル」の審査員としても有名なランディ・ジャクソン氏に持ちかけ実現した。「70歳のこの体から出てくる声で聴衆を驚かせたい」と元気いっぱいだ。



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