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1995年以来となる新作を発表
火の玉ロックは健在 71歳ジェリー・リー・ルイス 
   by USA TODAY
【ビバリーヒルズ=USA TODAY(エドナ・ガンダーセン)】1950年代の大ヒット曲「火の玉ロック」で知られ、「ザ・キラー」の愛称を持つピアノのロックンローラー、ジェリー・リー・ルイス(71)が1995年以来となる新作「ラスト・マン・スタンディング/デュエッツ・ウィズ・ジェリー・リー・ルイス」を発表した。

ジェリー・リー・ルイス=2005年10月(ABACA PHOTO/MCT)

収録された21曲はそれぞれ共演者が違い、その顔ぶれは、ブルース・スプリングスティーン、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジら。これらスーパースター、ベテランミュージシャンも「ザ・キラー」の前では、研修生といった趣だ。

制作はルイスの長年のファンという映画製作者のスティーブ・ビングと友人でミュージシャンのジミー・リップ。往年の「ザ・キラー」の復活をくわだてたのだが、ルイス自身は「私は引退したわけではないから」とその気はなく、リチャーズらが加わって説得した。

「ルイスは家庭問題も抱えていて元気がなかった。最初の録音はスリッパにパジャマでやってきたが、だんだんのってきた」とリップ。ルイスは「スタジオは久しぶりだから最初は不安だったが、ベストを尽くしたよ」と話した。収録曲はスタンダードナンバーが中心。

ルイスは新作発表にあたってインタビューに応じ、「音楽はだれからも教わらなかった。8歳のときからよくできて、10歳のときには本当によくできた。そして、15歳のときにいまぐらい上手になった」と話した。ルイスは15歳でデビューした。



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