9年契約でアラン・デュカスに
3つ星シェフに委託 エッフェル塔内のレストラン
産経Web
【パリ=山口昌子】パリの象徴、エッフェル塔の管理会社SETEの取締役会はこのほど、エッフェル塔内のレストラン業務を大手飲食グループSODEXHOの関連会社とフランスを代表する3つ星シェフ、アラン・デュカス氏のグループに委託することを決めたと発表した。
エッフェル塔には現在、格付けガイドブック「ミシュラン」で1つ星のレストラン「ジュール・ヴェルヌ」があり、夕食は3カ月前から予約が一杯の状態だった。このレストランを経営している大手飲食グループ、エリオールとSETEとの契約が年末に切れるのに伴い、SETEは6月に9年契約で、レストランの候補者を公募していた。
内定したデュカス氏は、パリの超高級ホテル、プラザ・アテネ内に自分の名前を冠した3つ星レストランを所有しているほか、モナコの3つ星レストラン「ルイ15世」のオーナシェフも務めており、“6つ星”シェフを誇っている。またフランスをはじめ世界各地でシャトー・ホテルを経営している。
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