お台場へ国際展示会を誘致
ホテル日航東京 メリディアンと連携
東京朝刊
ホテル日航東京と、京浜急行電鉄グループの「ホテルグランパシフィックメリディアン」は26日、国際展示会誘致を目的に、海外向けの営業部門で連携する方針を明らかにした。東京国際展示場(東京ビッグサイト)などお台場への集客誘致が目的で、今後は共同営業チームの設置なども検討する。
両社は連名の日本語版、英語版のパンフレットを10月に共同で作製。国内外の組織、団体などに配布するほか、各社の営業部門で顧客への販促活動にも活用する。
両社の顧客などを中心に、国際展示会などを主催するアジアの組織・団体に向けた営業活動も行う。日航東京では、ニューヨークやシカゴ、台湾などへの出張セールスを行ったほか、グランパシフィック側はロサンゼルスの現地駐在事務所などを通して、海外の関連団体などへ働きかけを行う。
両ホテルは、大型の国際会議などの誘致により、会合出席者らの宿泊やパーティー、セミナーなどでのホテル利用を見込んでおり、お台場周辺への集客で利害が一致したことから、今回の連携につながった。
今後は、各社の営業担当者による共同プロジェクトチームの設置に向けた検討も行い、大型案件の受注をめざす方針だ。
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