最長は12・12メートル
賞品のハワイ旅行消え…「柿の種飛ばし」参加者半減
産経Web
富有柿の産地、鳥取県南部町で「第18回全国柿の種吹きとばし大会」が23日、開かれた。町の緊縮財政のあおりを受け、今年から優勝賞品のハワイ旅行がなくなったこともあり、集まったのは約400人と例年のほぼ半数に減った。
参加者は男女別や親子など4部門に分かれ、仲間の声援を受けながら力いっぱい記録に挑戦。柿を食べた後、口に含んだ種を、幅4メートルのコースに向かって勢いよく吹き飛ばしていた。
しかし、盛り上がりはいまひとつ。優勝者の男女各1人に贈っていたハワイ旅行が、地元フラワーパーク「とっとり花回廊」の年間パスポートに変わった影響とみられ、参加者の1人は「柿は甘くておいしいのに、賞品に魅力が無くなった」と渋い顔だった。
この日の最長は12・12メートルで大会記録(17・77メートル)には届かなかった。
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