先進7カ国の中で最下位
女性の社会進出 日本は79位
東京朝刊
【ジュネーブ=時事】世界各国の政財界リーダーが集まる「ダボス会議」の主催で知られる世界経済フォーラムは21日、社会進出面での性別による格差の度合いを順位付けした「男女格差指数」を発表した。
男女格差が最も小さいと評価されたのはスウェーデンで、以下ノルウェー、フィンランドと北欧諸国が上位に並んだ。
日本は79位で、先進7カ国(G7)中で最も順位が低かった。
日本に対する評価を項目別に見ると、政治への参加度合いを示す「政治的な権限の付与」と、賃金や待遇の格差を示す「経済的な参加と機会」がともに83位にとどまったほか、「教育機会」も59位と低位だった。
G7各国ではドイツが5位に付けたのが最高で、英国は9位、カナダは14位、米国は22位だった。今回の調査は、対象国を前年の58カ国から115カ国に拡大するとともに、指数の算定手法を改定した。
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