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世界へ 
ユニクロ NY店オープン 
10月12日(日)  東京朝刊 by ニューヨーク=長戸雅子
カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが10日、ニューヨークのファッション激戦地ソーホー地区に海外初の大規模店舗をオープンした。ユニクロはNY店を「グローバル旗艦店」と位置づけ、世界市場への拠点とする方針で、ニューヨーカーにどこまで受け入れられるかが今後の世界戦略のカギを握りそうだ。

10日、ニューヨークのユニクロ新店舗に詰め掛けた来店者ら(共同)

マンハッタン南部のソーホーはNYブランドのダナ・キャラン、デパートのブルーミングデール、シャネルやプラダなどの一流ブランドがひしめく。3300平方メートルの広さを持つユニクロNY店はその目抜き通りに位置し、開業初日は開店前に300人が列を作るなど、買い物客で終日にぎわいをみせた。

ユニクロは昨年9月、ニューヨーク市の隣のニュージャージー州に郊外型の3店舗をオープン。その2カ月後にはソーホーの別の場所に試験的に小型店舗を開いた。

試験店舗の売り上げは好調で「着心地や『個性は着る人にある』というコンセプトなどが受け入れられる素地を感じた」(真島英郎広報部長)という。

ユニクロは今後、中国・上海などでも旗艦店を出す予定で、ニューヨークでの出店は「海外でユニクロの認知度を飛躍的にあげる」(柳井正会長兼社長)ための重要な一歩となる。



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