麦芽を増量、副原料、一切使用なし
130年の味わい サッポロ記念ビール「畑から百三十年」
7月21日(金) 東京朝刊
サッポロビールは、今年9月の創業130周年を記念し、限定醸造ビール「畑から百三十年」を8月30日に発売する。麦芽使用量を「黒ラベル」に比べ、1.5倍に増量したほか、コーンスターチなどの副原料を一切使わずに仕上げた。
同社は1876年(明治9年)9月、開拓使麦酒醸造所として北海道に創設された。「創業以来続けてきた原料や、ものづくりに対するこだわりを体現したい」(同社)と、えりすぐりの原料を使い、このビールを製造した。まろやかなコクと華やかな香りが特徴という。
販売計画は30万ケース(1ケースは大瓶換算20本入り)。価格はオープンだが、「黒ラベルと同じ」(同社)に据え置いた。