売り込み本格化
この夏の水着 キーワードは「かわいい」
7月14日(金) 東京朝刊
梅雨明けを控え、百貨店各社は特設コーナーを開設、水着の売り込みを本格化している。今年の一番人気は、フリルたっぷりのミニスカートや大きなリボンのついた「かわいい系」のデザインが人気だ。水着選びに洋服の流行を取り入れる動きが顕著に表れているという。

本格化した水着商戦。今年は普段着の流行を取り入れたデザインが人気だ=プランタン銀座でのショー
本格化した水着商戦。今年は普段着の流行を取り入れたデザインが人気だ=プランタン銀座でのショー


「今夏、洋服ではスカートとワンピースが大流行しており、水着もビキニパンツとスカートが一体になった『スカパン』や『ワンピース』が前年比で3倍も売れている」とプランタン銀座。

売れ筋の傾向が洋服の流行に大きな影響を受けており、洋服同様、「女性らしさ」「かわいらしさ」が今年のキーワードになっている。特に注目を集めているのが、胸元やショーツにフリルをあしらったデザイン。東急百貨店東横店では「フリル使いの水着の品ぞろえを倍増させた」という。一方、伊勢丹新宿本店は「ヨーロピアンリゾート」をテーマに大人らしさを強調したデザインにも力を入れている。

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