「仕事遅くて腹立った」傷害容疑で書類送検へ
“フレンチのカリスマ”三國シェフ 男性社員の顔殴る
7月日(火) 産経Web
フランス料理界の「カリスマ」として知られる三國清三シェフ(51)が、男性社員を殴りけがを負わせていたことが4日、分かった。警視庁四谷署は傷害容疑で書類送検する方針。「(従業員の)仕事が遅いことに腹を立て殴った」と話しているという。
調べでは、三國シェフは1日午後3時ごろ、経営する東京都新宿区内のレストラン運営会社「ソシエテミクニ」の社長室で男性社員(46)に電話の受話器を投げつけたうえ、顔を殴るなどして顔面打撲の軽傷を負わせた。社員はその日のうちに四谷署に被害届けを提出した。
三國シェフは帝国ホテル勤務などを経て、昭和60年、新宿区内にレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」をオープン。フランスの高級レストラン料理人組合に日本人で初めて加入した。平成12年の九州・沖縄サミット福岡蔵相会合では総料理長を務めた。