国連の会合で説明
伊達男クルーニーが「スーダンの避難民を救え!」
by USA TODAY
オスカー俳優ジョージ・クルーニー(45)が、大量虐殺があったスーダン西部ダルフールの人々の窮状を国連の会合で説明、安全保障理事会のメンバー国に救済を呼びかけた。
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4月30日、ダルフール救済を求めるイベントでワシントンを訪れたジョージ・クルーニーと父親のニック・クルーニーさん |
クルーニーは14日の国連会合出席にさきがけ、人道団体セーブ・ダルフールが主催した13日のチャリティーディナーに出席。ジャーナリストだった父親のニックさんらと4月にスーダン、チャドを訪問し、「何も変わらない状況を見てこれを放っておくわけにはいかないと責任を感じた」と話した。
記者団に政治家への野心を聞かれると、「まったくない」ときっぱり。「政治をやるには悪さをしすぎたし、政治にかかわっていないほうが多くのことをできる。それに私は交渉下手なんだ」とクルーニーらしいユーモアでかわした。
現在は新米パパのブラッド・ピットやマット・デイモンとともに「オーシャンズ13」を撮影中。同作はシリーズ3作目とあって「すこぶる順調。いいヤツらばかりで本当に楽しいよ。全員ガキそのものだ」と再び笑わせた。
クルーニーは昨年、「シリアナ」で中央情報局(CIA)工作員を演じ、今年のアカデミー賞助演男優賞を受賞している。
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