「蟲師」と「パプリカ」
日本の2作品、主要賞逃す ベネチア映画祭コンペ部門
9月10日(日) 共同
イタリアで開催中の第63回ベネチア国際映画祭で9日、日本から出品されていた大友克洋監督の「蟲師(むしし)」と今敏監督のアニメ「パプリカ」の2作品は、最高賞の金獅子賞などコンペティション部門の主要賞を逃した。
「蟲師」は目に見えない“蟲”が存在する神秘的な世界で、人と蟲との共生の道を探る男の物語。オダギリジョーさんらが出演した。「パプリカ」は現実と妄想が入り交じった世界を描いており、原作は筒井康隆さんのSF小説。現地の公式上映の評判が良く、主要賞の受賞に期待が掛かっていた。
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