モントリオール世界映画祭で、グランプリを受賞
奥田瑛二さん凱旋会見 「映画の神様降りてきた」
9月8日(金) 東京朝刊
カナダの第30回モントリオール世界映画祭で、
グランプリを受賞した「長い散歩」を監督した俳優の奥田瑛二さんが7日、東京都内で凱旋(がいせん)会見を行った。
「長い散歩」は併せて国際批評家連盟賞、エキュメニック賞も受賞した。奥田さんは「まさか3つも賞をいただけるとは思っていなかった。映画の神様がぼくのところに降りてきてくれた。これで映画監督として認知してもらえるのでは。俳優も続けますが、監督としての人生を続ける確固たる認識ができた」と喜びを語った。
同映画は、緒形拳さん演じる亡き妻への贖罪(しょくざい)の意識を背負う元校長と、母親から虐待を受けている少女の交流を描いた、奥田さんの3本目の監督作品。12月に公開予定。
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