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黒澤明賞には、市川崑監督とミロス・フォアマン監督
東京国際映画祭 グランプリに「OSS117」
10月30日(月) 東京朝刊
「第19回東京国際映画祭」が29日、9日間の日程を終えて閉幕した。クロージングセレモニーが同日夕、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで行われ、コンペティション部門・東京サクラグランプリは、1955年のエジプト・カイロを舞台にしたスパイ映画風のコメディー「OSS117 カイロ、スパイの巣窟(そうくつ)」(ミシェル・ハザナヴィシウス監督)に決まった。

最優秀主演男優賞はカナダ映画「ロケット」のロイ・デュピュイ、最優秀主演女優賞は米映画「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリンが獲得。審査員特別賞は中国映画「十三の桐」、最優秀アジア映画賞はマレーシア映画「父子」だった。

また優れた映画人に贈られる第3回黒澤明賞には、市川崑監督とミロス・フォアマン監督が選ばれた。

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