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「ディパーテッド」が好発進 
オスカーレースが本格化
10月11日(水) USA TODAY
【ワシントン=USA TODAY(スコット・ボールズ)】映画の10月6日からの週末興行成績は、マーティン・スコセッシ監督の「ディパーテッド」が、2700万ドル(約31億8000万円)を売り上げ、公開第1週で1位になった(ニールセンEDI調べ)。豪華キャストをそろえた同作の好発進で、オスカーレースが話題にのぼることが多くなりそうだ。

「ディパーテッド」は香港のギャング映画「インファナル・アフェア」のリメーク版で、ジャック・ニコルソン、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモンらが出演。スコセッシ監督作品の公開第1週の売り上げはこれまで、「ケープ・フィアー」(1991年)の1000万ドルが最高だった。

アカデミー賞は1月23日にノミネートが発表され、授賞式は2月25日。調査会社、イグジビター・リレーションズのポール・ダガラベディアンさんは「オスカーは人気レースではないが、売り上げが勢いになる」という。配給元ワーナー・ブラザーズのダン・フェルマンさんは「ニコルソンら豪華メンバーがそろったのだから期待が高いのは当然」と話している。

一方、小規模映画も勢いを見せており、11館で上映の「ザ・クイーン」が1館平均3万6454ドル。5館でスタートした「リトル・チルドレン」が同2万1600ドル、「ラスト・キング・オブ・スコットランド」は30館であわせて30万ドルとなっている。

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